梅郷NCブログ ~活動日記~

千葉県野田市にある梅郷ナーシングセンター、梅郷整形外科クリニックの日々
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居宅介護支援事業所 講習会参加

令和元年8月9日(金) 令和元年度第2回野田市介護支援専門員協議会例会に参加しました。

今回は国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター荻野美恵子先生を講師に迎え、
「神経難病の緩和ケアを学び支援力を高めよう~患者さんの意思決定を支える為に~」と題してご講演いただきました。





荻野先生は神経難病、特にALS、神経免疫疾患、在宅人工呼吸療法を含む在宅診療がご専門で、臨床倫理および倫理教育、倫理コンサルテーション、終末期医療、非癌における緩和ケア、難病を中心とした医療経済分析、医療政策提言等を行っておられる方です。

神経難病は難治性であり、状態が良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、徐々に症状が進行していきます。そのため病気の特性を知って、見通しを予測しながら支援する必要があります。
痛みが強くなる、長時間座っていることができなくなる、むせ込みや呼吸苦が出現する等、病状の進行に応じて必要な医療的ケア、介護サービスも変化していきます。
その時々で行う医療的ケアや利用する介護サービス等を、十分な説明を受けた上でご本人様が選択することができれば良いのですが、残念なことに病気の進行に応じてご本人様の判断能力も徐々に低下していきます。

では、本人の判断能力がなくなってしまった場合、どのようにして意思決定をするのでしょうか?

最期まで自分らしく生きるための意思決定とは?

先生は協働意思決定という考え方を提唱していました。
ご本人様がどのような人生を過ごしてきたのか?
人生において何を大事にしているのか?
様々な価値観があることを認め、家族、医療・介護チームで話し合って、ご本人様にとって最善の結論を目指すことが最も重要とのことでした。

ご本人様にとっての幸せとは何か?

一般的な幸せの形がその方にあてはまるとは限りません。
幸せかどうかはご本人様が感じることであって、外から評価するものではありません。

ご本人様の気持ちに寄り添って、抱えている不安・心配を少しでも取り除き、最期まで少しでも自分らしく生きる手助けができるよう、より一層努力していきたいと思います。

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